これは、お客様から寄せられるお庭のお悩み声の中で、最も多いものです。
そこで、こんな雑草対策があります。ということを、ご紹介したいと思います。
具体的に、雑草の対策としては、
1、目を配る
2、草取り・草刈りを行う
3、除草剤をまく
4、防草シートを張る
5、砂利・ウッドチップをまく
6、コンクリートや舗装材に変える
場所やご予算に応じて、対策が異なってきます。
ここで、最も大切なのは、1番の『目を配る』です。
目を配っただけでは、雑草はなくならないじゃない!・・・と言われそうですが、 実は、コレがもっとも大事です。
なぜなら、いつの時期に、どれくらいの量が、何処に生えてくるのか。
コレを確認するためには、やはり、目を配って確認することが大切なんです。
しかし、実際に対策を行わなければ、雑草はなくなってくれません。
ここでは、福庭-ふくにわ-が、良くご依頼を頂戴する雑草対策をご紹介いたします。
少ない面積の場合、最も丁寧に綺麗にすることができるのは、やはり人の手による草取りです。
また、砂利の上や芝生の中など、機械が使えない部分は、必然的に人の手による草取りになります。
福庭-ふくにわ-では、お客様に“気づいたら取るのが、綺麗を維持するポイントですよ”とご案内しております。
たくさん生えてきてしまうと、とても草取りをしようとは思わないと思います。
まだ小さいうち、少ないうちに摘み取ってしまう、そしてコレを徐々に繰り返す。そうする事で、雑草が繁殖しなくなり、雑草も少なくなっていってくれます。
最も安く、早く綺麗にする方法は、機械による草刈りです。
エンジン式の刈払機を使用して、地面から上を刈り取ります。
刈り取るだけですので、根っこはそのままです。その為、時間が経つと、また生えてきます。
ただし、地面の状態が、砂利の場合は、刈払機を使用することはできません。
砂利が飛んでいってしまい周囲にあるものを破損したりする恐れがある為です。
福庭-ふくにわ-では、エンジン刈払機を使用するに当たって、研修を受けた有資格者が作業を行いますので、安心してお任せ下さい。
液体のタイプと粒状のタイプ(左写真下の白い部分)があります。
液体のタイプは、草が生えている状態で使用します。
まいた後、2〜3日すると、草が枯れてきますので、完全に枯れた後に熊手などで集めて綺麗にします。
粒状タイプは、先に草取りを行います。その際は、出来るだけ、根を一緒に取ります。
薬品が土に作用し、草を生えないようにします。その性質から、効果が長持ちします。
除草剤は、化学製品なので、用法・用量、取り扱い方法をよく確認することが大切です。
枯らしたくない植木にまで悪影響を及ぼす可能性がありますので、使用する際は、十分に注意して使用します。
シートを張り、ピンをシートの上から地面に打ち込んで、留めます。
現在では、シートの種類も豊富で、厚手で長持ちするものも多くあります。
一般にホームセンターで販売されているものは、耐用年数2年くらいでしょうか。
防草シートを張り付ける施工の際に、とても大事なのが、張る前に下の草を取ることです。
その名の通り、防草ですので、草を取って(除草)くれる訳ではありません。草を取り忘れると、S隙間から、すぐに生えてきてしまいます。
張る前に、下地を綺麗にしてから張る、こうする事で、防草シートの役割を果たしてくれます。
張る前に、草取り後、除草剤をまいたり、張った後に、砂利などをシートの上にまくといった施工を併せて行うと、より効果的です。
防草対策として代表的なものが、砂利をまくことです。
砂利をまく事で、土に直接太陽の光を当てないようにして、雑草の生育を抑えます。
デメリットとしては、時間が経つにつれて、色が汚くなってしまいます。
ウッドチップも同様で、地面の表面を覆うことで、雑草を生えないようにします。
やわらかい仕上がりになりますので、歩く際は、膝にも負担が掛からなくなります。
ただし、デメリットは、風に飛ばされやすく、雨にさらされ劣化してきてしまいます。
また、虫の住処となってしまうこともあります。
砂利、ウッドチップとも、それだけでは草がなくならないので、事前に草取りを行い、草の根を取っておくことが重要です。
防草シートと併せて施工すると、より効果を発揮してくれます。
最近では、人が歩くと音がなる砂利などが開発・販売され、防犯対策にも役に立っています。
大規模な防草対策として、コンクリート打ちや舗装材を使うことが挙げられます。
車が載るような場所の場合はコンクリートを、人が歩く程度の所は、モルタルを使用します。
コンクリート・モルタルによる舗装を行った所は、完全に、草が生えてこなくなります。
デメリットとしては、高額になる所、後から土に戻したいと思うと大変な所などがあります。
土や砂、石を砕いたものに、接着剤を混ぜて製品化された、自然土舗装も近年では多く見かけます。
着色料が混ざってますので、状況に応じて色を選ぶことができます。
強度はコンクリート並み、違う所は、水を通すので、水溜りが出来ず、照り返しも無く、ヒートアイランド現象の緩和にも役立ちます。
自然の原材料からつくられていますので、砕いてしまうと、土に還るという所も、地球に優しく、良い所ですね。
デメリットは、コンクリート同様、施工費用が高額になることです。
いかがでしたでしょうか?お庭のお悩みNo1である雑草への対策。
お困りの雑草が、どんな場所なのか、その場所をどのように使っていきたいのか、それによって対策は大きく異なります。
お庭は、素敵な植木やお花だけではなく、雑草とも付き合っていかなければなりません。
まずは、目を配って、お庭をどうしたいのか、良く考えることが、一番の雑草対策になるかもしれませんね。
福庭-ふくにわ-では、雑草の様子、お庭の現状の確認を無料で行っております。
雑草でお困りの方、ご相談だけでもお気軽にご連絡下さい。